LOVE LOVE KOI STORY BY 赤坂浩美



PART.1 PART.2 PART.3

 2020年6月7日 チビ金の親は?

 2020年5月13日 チビ金(嘴が黄色い)が浮餌を食べた?
 この浮きコンの中にいるのは2013年に我が池で孵化したチビです。左下の浄化槽の白丸印◯の中に孵化した毛子(ケゴ)が泳いでいるのがみえますか?これを取り出したのが左の写真です。丸くみえるのは一粒の浮き餌です。とても食べられる大きさでは在りませんよね。 このチビが今年右下の大きさになりました。何故他と比べてこんなに小さいかといいますと、浮き餌が食べられず、池底ばかり漁っていたからです。この子が本日果敢に飛びついて浮き餌を食べるのを目撃しました。それも何回もです。今までは、上を泳ぐ大きい鯉を怖がってどうしても浮き餌に飛びつけなかったのです。7年目ですよ。こんな感動はありません。偉いぞ頑張れチビ、負けるな。(我が家では原則的に浮き餌しか遣りません。池の中で産卵孵化はさせず、成魚しか飼っていないからです。)
 2020年4月7日 緊急事態宣言
 後期高齢者が多い麻雀や食事会はすべて中止になり、自粛も玄界灘を越えて、大陸まで行っちゃいました。3月も過ぎ、4月に入ってこの緊急事態宣言。コロナのお蔭で?花粉は何処かへ・・。風邪をひかない様にしないと鼻づまりで呼吸が苦しくなってしまう。でも至って体は元気。パソコンに明け暮れ。あとは池の愛鯉との会話が一番の癒し。
 餌をやりながら、我ONE-TEAMの頭数を確認する。20匹ほど皆んな元気で池の中は平和だ。ゆったり、バシャバシャと餌食いの個性を楽しみながら、会話する。「お前たちは元気だね。毎日同じことしててストレス貯めないんだね。偉いね〜。」
 ボーッと見ていると池の向こうから声がした。マスクをした青年が我が子に鯉を見せている。ハテと考える、「伸介です。しばらくです。法事で里帰りです。」そうだ、連れている女の子の年ぐらいだった隣りの伸ちゃんだ。
「よくこの柵を跨いで、お宅でパソコンに触らせて貰いました。」柵を乗り越えたというので、おじいちゃんに叱られていたっけ。ということは、私は?幾つ?信じられない年になっていたのだ。昔と変わらないって、若く見えたかな。こんな時に改めて自分の年を自覚し、昔の写真を懐かしく思い出したり、こんな時間もあまり無かったなあなんて思ったりして、どのくらい続くのかなコロナ。(志村けんが亡くなって、バカ殿を思い出す。主人とヴェネチアのカーニバルでちょん髷かつら被ったことあったななんて。)
 デジタル掛け時計の電池が切れた様なので、リセットしたら平成32年になっていました。壊れたかなと思って、よく考えたら令和2年のことでしたね。西暦2020年に直しましたけど。年のせいか思いがけないことでビックリするこの頃です。
2020年3月19日 あらいぐま現る
 先月の半ばだったかな、浄化槽の上に可愛い狸らしきものの後姿を見、すぐ逃げたので忘れていました。初めてみたので、幻かと独り笑い。先日隣りの奥さんが屋根の上にあらいぐまが居ると大騒ぎ、明日から連休なのですぐ市に電話、大きなネズミ捕りを仕掛けてもらったら、翌朝あっさり掴まっていました。もう少し楽しみたかったのですが、残念。
 昨年も今頃、大きなヘビが浄化槽に乗っかってて、この時はビックリして、独り手もなく大騒ぎ。隣の屋根に消えました。いづれも鯉よりも、食べ残しの鯉の餌を狙って来るようです。
(写真)
○月○日 物言わぬ錦鯉だから
 錦鯉は犬や猫と違って声を出すことが出来ません。ですから、池の環境が合っているかどうかは、人間がその様子を見て判断してあげるしか有りません。動きを見、水を見て判断する事が病気を知る唯一の方法です。
 また、愛鯉家にハードな仕事をする人が多いのは、物言わぬ錦鯉だから、その静かな泳ぎと優雅な雰囲気が、癒しというか心の慰めになるのでしょうか。
○月○日 華麗なるバックと立ち泳ぎ 
 錦鯉の泳ぎの華麗さは、本当に錦鯉を愛した人でなければ知らないし、見ることが出来ないかもしません。特に、バック泳ぎの手びれの優雅な動かし方は、シンクロナイズスイミングの美女もビックリのことでしょう。それと同時に立ち泳ぎをしながら、エサをほおばるテクニックは、とても可愛い上に感動ものです。本来、錦鯉の口は、下をつつくように出来ているらしいのですが、それでは、彼らの一番可愛い表情を観ることができません。錦鯉の場合はその学習能力によって、十分に観る人を楽しませながら、浮き餌を食べてくれるのです。錦鯉は、本来上から見るもので、横から見るものではないと思うんですが・・・・。
○月○日 目玉クリクリ表情あり
 鯉にも黒目が大きくて、よく動き、茶目っ気のある可愛いのがいます。主人の動きに合わせて、さっと走ったり、バックしたり行動します。 目玉が小さくて、無表情のもいますが・・。彼らが一番安心しきっている姿を知っていますか。水面に、ヨットのように尾鰭をたててひらひらさせながら、ゆったりと水平に泳いでいるときです。 
○月○日 錦鯉はペットじゃない?
 知っていますか、錦鯉はペットじゃないんです。 じゃあ、何なんでしょうか。実は・・・お米や野菜と同じ「農産物」なんですって。 そんな!! それじゃあ、日本の文化を象徴する錦鯉がいかに可愛いペットかってことを、みんなに教えてあげなくっちゃあ。錦鯉たちも、よく見るとみんな顔立ち?が違って個性があるんです。だから家の鯉は一匹づつみんなニックネームがあります。
○月○日  我が家の池は猫銀座
 写真が撮れなくて残念なのですが、我が家の池の前には銀座のスクランブル交差点の様に、いろんな猫たちがやって来ます。家の中からそっと様子を見ていると、とても愉快なんです。可笑しい猫がいっぱいいて、思わず笑ってしまいます。のぞき猫  水飲み猫  ひなたぼっこ猫  前進前向き通りすぎ猫  落っこち猫   錦鯉の餌くい猫 等々
 なぜ、家に来る猫は鯉を襲わないか?一度コラッと脅かしたら、池に落っこちて大慌てで逃げた猫がいましたが、その後は一度もありません。意外と猫は水が怖いんでしょう。鯉よりも、落ちている鯉の餌を狙って来るか、日向ぼっこに来るようです。
○月○日 音に敏感・学習力バツグン
 縁側のガラス戸から池をのぞくと、もう様子を察知して好奇心いっぱいの彼らの眼が、私の顔に向けられます。がらりとサッシを開ける音を聞きつけると、池一面に散っていた錦鯉達がエサ場に向かって飛んできます。(ほんとうに泳ぐと言うより、飛んでくるという形容がぴったりなのです)その早いこと早いこと!! ご飯ですよ、と手をぽんぽんと叩くと、ぐるぐると回り始めます。泳ぎながら、彼らの眼がまた一斉にこちらを見ています。 一匹一匹個性派揃いの頭の良い彼らは、チャンと判っているのです。 エサを撒くと、バシャバシャッと烈しい水音をたてて、水面のエサを少しでも多く頂こうと、舐めるようにいつもの一番乗りが、ひとしきりほおばって次ぎの鯉と交代します。なんとなく順番があって、その点、一人締めなんてことはなく、以外とお行儀が良いのです。  
○月○日 春には藻が生え変わる。
 よく、長い藻がはえて困ると言う悩み話を聞きます。池の水の成分のバランスが崩れると、悪い藻や水草類が、どんどんのびてアンモニアを吸収します。その分、錦鯉に必要なミネラルや栄養素が奪われるわけです。
 良い池では、春になると、藻が生え変わって、さや緑と呼ばれる短い絨毯のような藻になります。そこには有効な微生物も住み易いらしく、また、錦鯉がその藻をつついたり、食べたりしているのを良く見掛けます。
○月○日 春ですね〜。
 レースのカーテンの向こうのフェンスの上で、一羽の鳥(名前がわからない)が、あたりの様子を見ながら、何か盛んにさえずっています。何だろうと見ていると、もう一羽がやって来て今度は、池の縁に降りたって「つがい」で、水浴びを始めたではありませんか。ここの水は良いよと呼んでいたのですね。何とか写真に撮ろうとしたのですが、カーテンを動かしたとたんにさっと向こうの木に飛び立ってしまいました。残念。
 なのに家の鯉達は一向に平気、下から眺めているだけ、鳥も別に襲ったりしません。なんだか春ですね。
11月○日 錦鯉は冬眠する?
 昔、錦鯉は冬眠をするといわれ、10月を過ぎると、餌止めをしていたものです。しかし現在、我が家のリフレッシュ・システムでは、常に池の底水を動かしているので、氷の張ることもなく、ヒーターなんて勿論要らないし、じっと動かない錦鯉なんて考えられません。冬だって錦鯉は天気が良い日には、元気に泳ぎ廻って餌を欲しがります。食べ終わるくらいの分量なら、餌をやっても全然平気なのです。

3月○日 プラチナ3兄弟
 プラチナ三兄弟は、同じ腹から生まれたらしいのですが、いつも一緒。
 餌を撒いた時も、どこからか一斉に飛んできて、頭を鉢合わせしながら餌を奪い合います。他の錦鯉も20匹?ぐらいいるのに不思議です。ですから、写真に写るときも、いつも一緒なのです
6月○日 アジサイの咲く季節
 5月、何か妙に、池中を追っかけまわしているなと思ったら、白く池水が濁って、どうも産卵の季節らしい。本当はオス・メス一匹ずつ隔離をして、生ませてあげなければいけないのだけれど手遅れ。
 この錦鯉の産卵の季節が終わったと思ったら、もうアジサイが美しい花を咲かせています。今度は台風が来ます。酸性雨が降ります。こんな時にはリフレッシュが池水を安定させてくれるかもしれません。
7月○日 池壁をつつくのは?
 良い水作りをしている池の、池壁をしきりにつついている鯉は何をしていると思いますか。池壁に毛足の短い絨毯のようにびっしりとついているのはサヤミドリという、藍藻類です。良い水にはここにきっと美味しい微生物や植物性のプランクトンも住んでいるはずです。飛び上がったり、潜ったりしながら天然の餌を補充しているようです。
8月○日 台風もなんのその!!
 我が家の池には屋根も有りませんが、台風が来ようが、槍が降ろうが、鯉は元気いっぱいです。池の端から端までを、餌を求めて泳ぎ廻っています。そんな欠食児童にした覚えもないのに、一瞬の餌の音も聞き逃すまいと、耳をそばだてているようです。
9月○日 夏バテは人間だけ?
 9月に入ったと言うのに、まだ残暑が厳しい毎日ですね。人間のほうはすっかりグロッキーになっていると言うのに、我家の鯉は夏バテなんて全然お構いなしの食欲です。「手間いらず」とはいっても、せめて蒸発した分だけの新水の補給と、上水抜きに集まった落ち葉は、まめにとってあげるようにしています。こうやって、澄んできらきらした水の中で生き生きしている錦鯉の様子を観察することが、一服の清涼剤になります。
10月○日 暑い夏が過ぎて連日の雨
 
雨・雨・雨で人間は嫌になってしまいますが、我が錦鯉どもは、いたって元気印です。土砂降りだというのに、平気でえさに飛びつきます。食欲の秋です。今食わなくっちゃとばかり。台風で熊さんは、えさを探して人里に下りてくるとか。我が鯉あんたらは、幸せなのかもしれないよ。