赤坂一也池の水作り
(AKASAKA KAZUYA)

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発想の転換その1
(錦鯉専門誌「鱗光」2004年9月号広告のヒント)
池の深さは?
  池の深さは、次の三種に分けられると思います。
水深30センチから70センチ以下
 従来は、30センチから50センチぐらいの深さの、一般的な和風池が、圧倒的に多いのです。
 ところで、錦鯉からみると、別にこの深さでなければいけないという理由はありません。
 これは、人が落ちたら危険だからとか、掃除がし易いという理由であって、錦鯉を飼うための深さではなく、そればかりか、この深さでは錦鯉を大きくすることは出来ませんし、水温が変わりやすく地熱を利用して水温を保つことも出来ません。あまり浅い池では、アオコの発生も早くなります。
 まして、たえず池水を抜いて、池掃除をしたのでは、綺麗な色彩の良い錦鯉を育てることも出来ません。
 又、錦鯉は良く見えますが、怯えやすく、猫や鳥などの外敵にも襲われやすいはずです。
水深180センチ以上
 反対に200センチ以上にする方も稀にいます。少しでも沢山の錦鯉を飼いたいし、大きくしたいと思うからでしょうか。しかし、これでは、品評会や子採りのために錦鯉を網で救い上げることも、うっかり池に落としたものを掬い取ることも出来ません。
 このためにわざわざ、池水を抜いて、はしごを掛けて池底に降りたりしているようです。
頻繁に新水を入れ替えると、池水の生理を壊してしまうことになり、錦鯉の色も揚がりませんし、透明に見えてもかえって病気にかかりやすい池水になってしまいます。
 まして、底に潜ってしまった錦鯉はとても見えにくくなり、人懐こい錦鯉を馴らすことも出来ません。
水深130センチから150センチ
 理想的な池水の深さはせいぜいこのぐらいが理想的です。網の柄の長さもこのぐらいだとちょうど使いやすいものです。錦鯉もすくいやすいし、落ちた物や、ごみも取りやすいです。
水温も変わりにくいどころか、1〜2度は池水の方が温かいはずです。
 何よりも、錦鯉が一番見やすく、外敵にも心配なく馴らすことが出来ます。
70センチ以上深いと、池底が見えないのではないかと思う人もいるでしょうけれど、浄化能力のしっかりした池では、下記の池のように底まで、しっかりと見えます。(下の写真は水深150センチの池です。丸い円盤が目安です。)
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